失敗を許す会社に
皆さんこんにちわ!!
今日はコロナ明けで各業界が経済活動を再開し、元に戻すための懸命な努力が開始されました。
他国ではまだまだ予断を許さない状況で訪日される海外の方も全くいない中、観光などの一部の業種は
当面は忍耐を強いられる状況です。
昨年、世間では働き方改革と称して色々な取り組みや法改正など動きがあり、働く側の意識の変化が
多く見られた年でもありました。
働く側が変わっても雇う側が変わっていないケースが多々あり、働く側のミスマッチが多かったのではないでしょうか?
弊社としても昨年から色々な取り組みをしてきた訳ですが、その中でも特に強く取り組んだのが
社員の失敗を許す会社作りでした。
中途採用を目指す中でトレーラ経験のない方を率先して採用してきた訳ですが、当然ながらまともに運転出来るまで
相当の時間がかかる訳です。実際にデビューしてみると失敗の連続に事故を立て続けに起こし、社内からも
大丈夫か?という声がでる程の方もいらっしゃいました。
その方をクビにしない私を社員達は「ドライバー不足だからクビにしないんだな!」などと噂まで出る始末でしたが
しかしそのような考え方は微塵もなく、人が育つ為には失敗がつきものであり失敗した時に何故そのような事故になったか
反省と再発防止を考えてもらいます。そして自身の中で二度とその失敗はやらないと腹に落ちたのであれば
その人は必ず伸びると考えています。
最初は事故報告書にの改善欄に「以後気をつけます」なんて書いてくるのですが、抽象的に書かずに具体的にと指導し
改善点を日々確認する事を繰り返した結果、今では立派に育ってくれ事故もなく燃費も社内ではトップクラスの運転を
してくれるようになりました。
今、大人になれば失敗を許してもらえない世の中になっていますが、人は失敗します。
考え方としては自身が失敗と思った時点で失敗になります、ですから失敗は次につながる成功の為に必要なプロセスでありデータですから
失敗したら、このやり方ではうまくいかなったと考えるようにすれば良いと思います。
大阪営業所では毎月1回の安全会議を開催していますが、皆が自由に活発に発言し自身の職場環境を皆で考え
良くなるように意識が高まっている事を嬉しく思いますし、とても感謝しています。
是非、引き続き皆が羨ましがるような営業所になることを願っています。
社員の皆様に感謝!!