環境保全への取り組み

近畿エキスプレスでは環境保全への取り組みとして『環境方針』をかかげ、『環境行動計画書』の設定を行い会社全体が一丸となり日々努力をしております。

環境方針

基本理念
当グループは環境保全の取り組みが経営の重要課題・根幹であることを認識し、環境に配慮した高品質の物流サービスの提供を積極的に推進し地域社会に貢献する企業を目指します。
環境方針
  • 1. 事業活動における重点課題を以下に設定します。
    • (1) CO2排出を削減し環境汚染の防止。
    • (2) エネルギー資源の節約と有効利用を策定実施。
    • (3) 廃棄物の減量と適正処理を励行。
  • 2.環境保全に関する関連法規の遵守の教育指導の徹底。
  • 3.環境保全への取り組みの把握と、目標設定及び進捗状況を把握・監視、定期的改善に努める。
  • 4.環境保全に関する従業員への周知徹底を図る。
  • 5.マネジメントシステムの円滑かつ適正な運用への体制の整備。
  • 6.この環境方針は文書化し社外にも公表。
平成29年 7月 1日
近畿エキスプレス株式会社
代表取締役小見山利夫

環境に影響のある現象(車両状態)について

次のような現象が発生したら、確実に点検整備をおこなうことが重要です。

環境に影響
のある現象
異常と判断すべき
具体的な状態
環境に与える影響
排ガスの汚れがひどくなってきた 排気管から黒煙が出てくる
  • 大気汚染物質である粒子状物質(PM)は、喘息、アレルギー、肺がんの原因となる
  • 燃費の悪化につながる
燃費が悪くなってきた 日常把握している燃費に比べて悪くなっている
  • 燃料を無駄に使うことにより地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)がより多く排出される
  • 燃料の無駄使いにより資源の枯渇につながる
車両の騒音が増してきた
  • 排気管付近の異常音
  • エンジンからの異常音
  • 車体からの異常音
など
  • 駐車場周辺の住民や沿道住民に対する騒音公害となる
  • エンジンからの異常音は燃焼不良による排ガス異常や燃費の低下につながる可能性がある
エアコンの効きが悪くなってきた
  • 効きが悪い
  • エアコンの作動音が大きくなった
  • エアコンの冷媒ガスであるフロンガスが漏れると、地球のオゾン層を破壊し紫外線が過剰に降り注ぎ皮膚ガンの原因となる。また、オゾン層を破壊しない代替フロンガスは、CO2の2万倍の温室効果があり地球温暖化につながる。
  • エアコンが効かないため燃料を過剰に消費し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)がより多く排出される
<解説>
■CO2等の温室効果ガスによる地球温暖化
地球温暖化イメージ 大気中のCO2等は、あたかも温室のガラスのように太陽からの光の大部分を透過させる一方で、地表から放出される赤外線を吸収して大気を暖める働きをしている。しかし、近年温室効果ガスが急激に増加して温室効果が強まり、地球温暖化が起きている。
21世紀末には、地球の平均気温が1990年に比較し約1.4~5.8℃上昇、海面が約9~88cm上昇、豪雨や渇水の増加、熱帯・亜熱帯地域での食料生産の低下、マラリアの患者数の増加及び地球の全森林の3分の1で現存の植物種の生育が困難になる等の被害が生じるといわれている。

地域美化への取り組み

地域清掃 近畿エキスプレスでは『思いやりの心で誠実に』をモットーに、地域社会に貢献するため会社構内はもとより地域周辺や公園の清掃活動を行うことで美化活動に努めています。
お客様、地域の皆様に愛される近畿エキスプレスであり続けるとともに、広く社会に貢献できる企業でありたいと考えております。

環境行動計画書